英語は何を勉強すればいい?迷い続けた私がTOEIC975点になるまでの遠回り人生

英語ができるようになりたい。でも何をすればいいかわからない

「英語を話せるようになりたい。」

そう思いながらも、

英会話スクールがいいの?
TOEICから始めるべき?
英文法をやり直した方がいい?
YouTubeを見るだけでもいい?

そんなふうに考えているうちに、何年も経ってしまった。

そんな経験はありませんか?

英語学習を始めようとすると、情報が多すぎて動けなくなる人が少なくありません。

実は私も、英語ができるようになりたくて必死だった一人です。

ただ、今振り返ると一つだけ違ったことがあります。

それは「何が正解かわからなくても、とにかく行動した」ということです。

英語ができるようになるためなら何でもやった20代

先日、バブル時代によく一緒に遊んでいた友人と久しぶりに再会しました。

当時はみんな仕事も遊びも全力でした。

満員電車に揺られて会社へ行き、夜は飲み会。

カラオケ、ディスコ、ゴルフ、テニス、スキューバダイビング。

「人生を楽しまないともったいない」

そんな時代でした。

当時の私は、

「願えば何でも手に入る」

と本気で思っていました。

仕事も、お金も、恋愛も、結婚も。

でも一つだけ、なかなか手に入らないものがありました。

それが英語力です。

だから悔しかった。

そして、だからこそ英語の勉強に夢中になりました。

スマホもYouTubeもない時代の英語学習

今のようにスマホもYouTubeもありません。

英語学習の中心はラジオやカセットテープでした。

私はNHKラジオ講座を聴き、FENを流し、アメリカントップ40を夢中で聴いていました。

英語の歌を歌えるようになりたくてレコードを買い、何度も練習しました。

洋画も大好きでした。

気に入った映画は何度もレンタルし、セリフが聞き取れるようになる喜びを味わいました。

当時はメールではなく英文レターの時代。

英文タイプが速く打てれば英語も上達するかもしれないと思い、英文タイプまで習いました。

英検も受験しました。

英検専門スクールなどなかったので独学です。

その結果、英検準1級を取得することができました。

私の英語力を大きく変えた意外な学び

数ある学習法の中でも、特に印象に残っているのが英文速記です。

津田塾大学の社会人向けクラスに通い、仕事帰りに学びました。

正直に言うと、授業内容はあまり面白くありませんでした。

周りのレベルも高く、劣等感を感じることもありました。

それでも、その経験は私の英語人生を大きく変えました。

なぜなら、

「英語は意味を理解する前に、音を聞き取るもの」

という発想を初めて知ったからです。

速記は音を記号に変換する作業です。

意味を考える余裕はありません。

ただ音に集中します。

そして私は気づきました。

英語ができる人たちは、私が学校で習った発音とはまったく違う音を出しているということに。

そこから私は、英語らしい音を真似するようになりました。

後にTOEICリスニングで何度も満点を取れるようになった土台は、この経験だったと思っています。

英語学習に近道を探し続けた結果わかったこと

結婚して子どもを出産してからも、英語への情熱は消えませんでした。

早朝に起きて勉強を続けました。

通訳案内士国家試験の通信講座にも挑戦しました。

30万円以上を投資しました。

結果は不合格。

決して成功体験ではありません。

でも、この経験で大きな学びを得ました。

英文法を深く理解すると、英語は驚くほどシンプルになるということです。

今、生徒さんから

「英文法がこんなにわかりやすかったなんて」

と言っていただけるのは、その時の苦労があったからだと思います。

英語スクール選びで本当に大切なこと

英語スクールを探している人の中には、

「どこが一番効果がありますか?」

と聞かれる方がいます。

でも実際は、スクール選びよりも大切なことがあります。

それは、

自分が本当に英語をできるようになりたいと思っているか。

私は英語ができるようになるためなら、時間もお金も使いました。

寝る時間も削りました。

アルバイトまでして学習費用を作りました。

なぜそこまでできたのか。

それは英語が話せる自分になりたかったからです。

外国人と対等に会話できる女性になりたかった。

それが私にとって、とても魅力的だったからです。

英語ができるようになる人の共通点

TOEIC975点を取得した今でも、世の中には私より英語ができる人がたくさんいます。

でも以前のような劣等感はありません。

なぜなら、人と比較することに意味がないとわかったからです。

英語学習で大切なのは、

「誰かより上手になること」

ではありません。

昨日の自分より少し前進することです。

英語ができるようになる人には共通点があります。

それは、完璧な勉強法を探し続ける人ではなく、まず行動する人です。

どんな教材でもいい。

どんなスクールでもいい。

最初の一歩を踏み出した人だけが、次の景色を見ることができます。

そして振り返った時、

「あの時始めて良かった」

と思える日が必ずやってきます。