これは、かつての私の悩みでした。
なんで話せるようにならないの?
私以外の人は、ペラペラ話しているのに。
なんで、私だけこんなにみっともないんだろう・・・
過去の自分を思い出すと、当時の心境がよみがえり、胸がきゅんと痛みます。記憶が残っているというより、体が痛みを覚えているという感じです。
そんな私が今は、英語でお困りの方にコーチングをしています。英語のレッスンは週に20レッスンくらいやっています。大変身です。
なぜ、ここまでこれたのか?
たくさんの実践やトレーニングをしてきましたが、一番の要因は、「自分には英語が話せるはずだ!」という思い込みがあったからだと思います。
「英語が話せるようになりたい」ではなく、「話せるはずだ」です。話せるはずなのに、話せていないので、気持ちが休まりませんでした(笑)
「今の私は本来の私ではないから、一刻も早く修正して本来の自分にならないといけない!」みたいなあせりがありました。
本来の自分とは、英語で仕事をしたり、英語を普通に話している自分です。今思えば、すごい思い込みですよね。でも思い込みは強くなると信念に変わります。
こんなふうに強い思い込みがあると、考え方や行動が変わるので、現実が変わってきます。信念が現実を作り出すんですね。
無理かもと思っている人と、ぜったにやれると思っている人では、行動する量がちがってきます。たくさん行動すると、勝手に質が上がるんです。
繰り返し行うことで、上手になっていくということです。これは、英語だけではなく、どんなことにも当てはまるりますね。
スポーツでも習い事でも、できるはずだと思って、一途に取り組んでいる人は大抵上手になります。上手になる、つまり上級者になると、憧れだった先生と同じ立場になれたりして、見える景色が変わります。
現実が変わるということです。信念があれば、必ずできるようになります。
最初から信念や強い思い込みがなくても、大丈夫です。やっているうちに、信念ができてきます。
例えば、大好きな先生が教えてくれたことを、実直にやり続けた結果、上手になって自信がつく。やがて自分の信念となる。
そこには指導者を信じる気持ちがあったから、続けられたのかもしれません。大好きな先生の言うことなら、信じてしまいますよね。
思い込みや、信じる気持ちに、現実を変えるパワーがある。あなたは何を信じていますか?