初心者あるあるですね。
いえ、初心者ではなくても、英語がとっさに出てこなくて困ることはあると思います。
そんな時の対処法です。
こんなに長く英語を勉強しているのに、話せないのはなぜでしょう?
それは、場面をイメージできていないからです。
伝えたいことの言葉探しをするのではなく、場面の映像をイメージして、それを英語で表現しようと考えると、少し話しやすくなります。
例えば、「書類を提出する。」と言いたいけれど、「書類」も「提出する」も英語がわからない!こんな時にどうしたら良いか、一緒に考えていきましょう。
「書類を提出する」で検索すると、こんな画像が載っています。英語を話すときは、この映像の場面を英語で表現すると考えると、もっと楽に話せるようになります。
例えば、
「書類」の実態は紙なので「紙」を英語にして paper を使う。
「提出する」は、映像では手渡しているので、「手渡す」で give が使えます。
日本語では主語を言わないことが多いですが、英語では主語が絶対に必要です。
今回は「私」I です。
書類を受け取っている男性が、誰なのかをはっきりさせます。英語ではすべてを具体的に言うことが求められるからです。
「私」が「上司」に「書類」を「渡す」
英語を話す上で一番重要なのが、語順です。なぜなら、単語を置く順番で意味が決定するからです。日本語のように、自由に「てにをは」で操ることができません。
そして、単語がどの順番で並ぶのかを決めるのが動詞です。動詞は決まった使い方があり、そのルールを守ることで、英文の意味を表すことができるのです。
give という動詞は中学で習います。覚えていますか?give の用法を。give は目的語を2つ取る動詞です。
第4文型の動詞です
第4文型というのは「主語」「述語」「目的語(人)」「目的語(物)」の順番に単語が並びます。
SVOO と言われます。
「私」「渡す」「紙」「上司」
の順番に英語を並べると
I give my boss paper
となります。
順番が整ったので、正しい時制を用いるとこうなります。
I’ll give my boss the paper.
「私は上司に書類を提出します」という意味の英文になりました。
この作業を瞬時にやれるようになると、英語がスラスラと話せる状態になります。
今日のブログの手順のおさらいです。
言いたいことが英語で出てこなかったら、この手順を思い出して下さいね。